「髪型、山下達郎になりたいの?」と妹。髪の毛を後で結べるからね

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「髪型、お兄ちゃん、山下達郎になりたいの?」

「髪型、お兄ちゃん、山下達郎になりたいの?」と妹に言われたのです。確かにいわれました。それは、髪の毛を後で結べるくらいに伸びたからでございます。髪型だけは山下達郎さんぽいかもしれませんよ。髪質じゃなく、長さがね……。  

 

だけどな、達郎さんが嫌いな俺は茄子は好きなんだ。レコードは1枚も持っていない。歌うときななかなか内股にならない。  

 

それと、俺は坊主にしようとして、断られたんだぞ。小説450枚書けば、一次選考で落ちるし、松屋に行けば「生卵」だけの注文ですかとクリスマスイブに言われてしまう。  

 

髪を後ろで結べるくらいに、髪の毛伸びました

人にちょくちょく会う食い扶持でないことをいいことに、髪の毛を切りに行かず、髪の毛は伸び放題の日々を送っております。いつ散髪してもいいといえば、いいのですが……。  

 

そんな髪の毛の伸び具合をぽつぽつブログに書いたりしてきましたが、とうとう後で髪を結べるくらいに伸びてきまして。   ワタクシの髪の毛の感じと言いますと……。  

 

天然パーマな髪の毛とだけ書いたらハイソレマデヨ。ツヅケテ書くわ、こってこてなヘアー、自己主張勝手気ままに毛先四方八方、わたしはこちらからあなたはあちらから、からみあってさぁ大変、頭皮からにょきにょき、ワタクシ歩く現代美術男でございござい。  

 

いつかキュレーションションされてしまうのかもカモ(どんな状態だよ)。ションションション。ご予約はお早めに(何の予約だよ!)。  

 

あっ、後ろで結べるくらいに伸びてはいるものの、結んではいない。フリーダムヘアーである。  

 

「髪型、お兄ちゃん、山下達郎に?」

後で髪の毛を結べるくらいな兄の姿を見た妹は、そう、言った。

 

「うわーっ、iPhone買ったのー」とも、言った。  

 

なんというのか、けっこう衝撃的な言葉だった。達郎さんすきですよ、ええ。  

 

妹「なりたいの? 山下達郎になりたいの、髪の毛伸ばして、髪型」  

俺「なぬっ……」  

妹「形から入るみたいなヤツ。ますば、髪型からみたいな。なりたいの山下達郎に?」  

俺「あのねぇ、それならギターからでしょ。ギターはね、高2の夏で挫折したの。それに、俺は茄子好きだし」  

妹「はっ?」  

俺「カラオケで歌ってて、クラッカー鳴らされたことないんだぞ。♪肝臓に〜ウニセット〜。それに、歌ってて、「佐渡おけさ」ともヤジられたことないぞ」  

妹「……」  

俺「それに、内股で歌わない。レコード1枚も持っていない」  

妹「じゃ、どうして髪の毛伸ばしてるの」  

俺「自然の摂理だ。言い換えると、まつりだまつりだ。毛先フェスティバル2015へようこそ」   妹「……」  

俺「それより、お前さんは、EXILEになりたいんじゃないのか」  

妹「どうやってなるのよ!」  

俺「チューチュー列車に乗ってればどうにかなるだろ。タコに好かれれば完璧」  

妹「……」

 

  ……それにしても、髪の毛どうしようかしらん。

 

補足

茄子は達郎さんが「煮ても焼いても食べられない」と言うほど、嫌いな食べ物。甘いものもお好きでない様子。  

 

ライブ中にクラッカーを鳴らす曲は『LET'S DANCE BABY』。  

 

達郎さんはライブ中、内股で演奏歌唱される。  

 

ライブの(次の曲歌う)MCで「佐渡おけさー」と言われ、「そういうのは帰っていいよ」と言う。  

 

ウチの妹はEXILEが好き(ちょっと前までは大泉洋だったんだけども……)。  

 

以上、「髪型、お兄ちゃん、山下達郎になりたいの?」と妹に言われたのは、髪の毛を後で結べるくらいに伸びたから。だけどな、俺は茄子は好きなんだよ…でした。  

 

参考にどうぞ

山下達郎さん。テレビに出ない、大きい会場でライブツアーしない、本を出さない【印税や年収に関わる、3つのしないことから、お金を稼ぐことを考える】