競馬の基本は複勝。馬券の基本も複勝

広告掲載ページ

馬券は複勝。馬券は複勝。なんつったって、競馬の基本なんだからと言い続けてます。

「競馬は単勝」なんだよという切っ先鋭い意見が飛び交うけれど、それでも競馬は複勝であり、馬券は複勝です。

複勝は、払い戻しが一番低い、跳ねるときは人気の馬が圏外へ飛んだとき。

数字が跳ねにくい券種、複勝を当てられる回数を増やす。馬券か当たる回数が多くなるのは自信になります。

人気馬の取捨選択がうまくなるだけでも違う。

毎年65%くらいになる1番人気の馬の複勝

自分だけの確率を模索、研究して3着までに来ない35%の狙いときな確率を上げられれば、軸にして流して儲けられることにもなります。

単勝の20倍を1度当てれば、19回外れても同じ金額で馬券を買っていた場合、プラスが続く。この「プラスが続く」のは一見、いいように思えるんですが果たしてそうか? 

口の悪い言い方をすると「安心感の前倒し」してるところがあるんですね。

『うらおもて人生録』(新潮文庫)に書かれてますが<※>、連勝は実のところ危ないと色川武大さんはおっしゃる。なのでどこかで負け星を拾っておくのが大事。しかし、拾いすぎはよくないんですね。

単勝で2000円になる馬を1000円買っていれば、20000円の払い戻しです。引き続き1000円ずつ単勝を買っていれば、19回単勝外してもプラスです。

流石に19回連続で単勝外すことはないと思いますが(いやあるか)「負けてもプラスだ」という認識はあまりいいことじゃないはず。

 

一方、複勝は当たる可能性が高いので、ぐるぐる回していける

単勝のような払い戻し額を複勝で得るのは大変です。年間600頭くらいいる複勝4ケタを当てるのはなかなか大変。

しかし、単勝に比べれば当たる枠は3つある(頭数によるけれど)。手前味噌ですが、2020年複勝の4ケタ配当はそこそこ当てています。

単勝万馬券は取ったことありませんが、単勝100倍を越す馬の複勝は何度も取ったことはあります(狙ってて取り逃がした馬も多数いるけど、嗚呼、カラテ、カラテ)。

 

真田理『馬券億り人』(双葉社)<※>の巻末に、真田さんのメルマガなどで本命にした馬たちを単勝と複勝で10万円スタートで複利で回した際の結果が掲載されています。

 

単勝と複勝、どっちが利回り良かったと思いますか? 儲かったと思いますか?

 

単勝の利回りは226%。複勝はなんと1223%

正解は、複勝です。単勝の利回りは226%。複勝はなんと1223%です。

打ち間違いではありません。1000%も差がつきました。いつもはもっと少ない利回りのようですが……、他人の目に触れまくっててこの結果はすごいです(ちなみに、真田さんもレース映像派だったりする)。

複勝をだいたい2回に1回当てて、10万円から複利で回しての結果。メルマガの配信などで本命馬を見続けてきてたので、リストに偽りがないのも確認してたりする数字です。

すごいのは複勝の4桁は88頭中1頭もなし。

馬券の当たる枠3つを活かしている方が馬券で儲かってたのです。

モチのロン、複勝を狙っていいパターンの研究は必要です。人気馬の複勝も買うが人気のあまりない複勝も買う。

オッズがつかない。人気がある。みたいなファクターを本命にする自信にしてないところは重要でしょう(流石に本命馬を決めてからオッズを見るようにすることはしなくていいと思いますが←自分それじゃないと馬券買えなくなってる)。

 

 

2回に1回馬券になり、そこそこオッズのつく馬を見つけられる競馬予想法を考えられてる。そこに、ある程度の軍資金を分割して複利で回していけば、お金は増えやすい。

 

単勝もいいのですが、どうしてもギラギラしすぎてしまうので精神的な反動も簡単に買ってしまうところがある気がするのです。

複勝でコツコツが一番。目立たなくてもいい。

見栄を張ることには税金がかかるみたいな話もある。

馬券で儲け続けてる方は地味な人が多いと睨んでます。

 

 

以上、競馬の基本は複勝。馬券の基本も複勝という話でした。

 

<※>色川武大『うらおもて人生録』も、真田理『馬券億り人』も内容が素晴らしすぎるので、誰にも教えたくないのが本音だったりする本。みなさん、こっそり読んでください。