的中率低く、回収率高い競馬予想の盲点。 どちらも確率高いのが正解

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的中率低く、回収率高い競馬予想の盲点。 どちらも確率高いのが正解

 

的中率と回収率。競馬予想に馬券につきものな確率

プロ・アマ問わず、競馬予想をしてその結果を見ていきますとぶつかるのは「的中率」と「回収率」です。

 

競馬予想をした馬券の的中率と回収率。そして、競馬予想する相手を見る上での的中率と回収率。

 

馬券の成績をわかりやすくする数字が的中率と回収率です(その後もその数字を維持するか、もっと確率あげるかどうかはまた別の話だったりしますが……)。

 

的中率ランキング、回収率ランキングのコーナーが競馬新聞だったり、競馬予想サイトにあったりします。AI競馬予想の的中率に回収率。ユーチューバー(YouTuber)は、競馬予想ブログは、noteはどうだろう。

 

6番人気の的中率は、回収率はみたいなのも。単勝に複勝にワイドに。

 

エクセルにまとめたり、計算ツール使ったり。

 

的中率や回収率は競輪や競艇・ボートにもあります。宝くじにロト6・ロト7にミニロトは計算しやすい。パチンコ・スロットは回収率のほうがメインかな。的中率や回収率はギャンブルにつきものの確率です。

 

投資に対して結果がどうだったのか。

 

回収率150%

あるレースで本命の複勝を1点で当てたとします。その馬は2着に入線。おめでとうございます。払い戻しは150円でした。1000円買ってたので戻ってきたお金は1500円。500円のプラスです。1000円→1500円。この時点での回収率は150%になります。

 

回収率の計算方法は賭け金がいくらになったかでできます。

 

このあるレースが朝方の1レースか、新馬戦の5レースあたりか、メインの11レースか、それとも最終か、いやその後の高知競馬のファイナルか、によって意味合いは変わります(厳密に言えばこのあるレースの前にもレースがあってきてる)が、あるレースだけで終われば回収率は150%です。

 

1万円賭けてても10万円賭けてても150%の回収率にかわりありません。

 

ただし、賭け金が多くなった際のオッズの耐久力はあります。JRAの方が耐久力はあります。

 

その昔、地方競馬の1レースの馬連に自信があったので少し厚めに賭けたら、オッズがだだ下がりして「あ゛っ」と変な声が出たのはいい思い出です。8頭立てのレースでした。

 

競馬予想。年間回収率の壁問題

競馬予想をして馬券を買い続けて1年経ってなくても「年間回収率」はおおよそどのくらいかは知っていきます。

 

テラ銭絡んで年間回収率75%80%越えれば優秀だの、100%のトントンでも楽しんだこと考えればプラスだろだの、AI予想でも115%当たりに回収率平均の壁があるだのなんだの。

 

年間回収率150%の競馬予想なんて嘘だだの……。年間回収率200%の競馬予想プロなんて虚像だの。年間回収率300%なら霞でも食べてる仙人だろだの。

 

年間的中率の話は競馬しててもあまり聞かない

一方、年間的中率の話はあまり聞きません。競馬好きな人の話に「年間的中率」の話を聞くことは少ない。Twitter(X)で調べたら、たぶん的中率より回収率の話の方が多いんじゃないだろうか。

 

どのくらいのレースを予想してどのくらい当たったのか。その上での回収率なのですが、話題に上がるのはどこまでも先行して回収率のほうです。

 

大人気回収率。

 

回収率は出遅れても追い込み決められる数字です。日々競馬をして回収率を上げることができる。的中率は100%でい続けることは今回であり、減っていく確率なのて、維持するのが難しい。ならば挽回できる方に目が行く。

 

 

的中率低く、回収率高い競馬予想の盲点。どちらも確率高いのが正解

競馬予想でよく「的中率が大事か、回収率が大事か問題」がよくあれこれ言われますけども、自分の結論は「的中率も回収率もどっちも大事」と考えてます。どっちがが大切なのではない。

 

的中率が低くても一発の万馬券で回収率を巻き返すのは、あまりいい馬券術持ってない(回収率を巻き返せることがあるのは事実としても、確率高く当てられる馬券術ではない。データではないことが証明されてるという話。レアなパターンを過信してるとも言える)。

 

的中率が低く、回収率高い競馬予想をしている人は第一線で働かれているプロでも多くいます。一発の高配当にうまいことありつけた人はいいと思うものの、ハズレに付き合い続けた人はたまったもんじゃないでしょう。その割合もいびつになりやすい(=アンチ増加率が激しくなりやすい)。

 

さて、本題です。

 

的中率が低く、回収率高い競馬予想の1番の盲点は、

 

「厚く賭けてもいい馬、レースに確信を持ちにくい」

 

のです(そういう競馬予想法だということです。どの馬どのレースに厚く馬券を買っていいか読めない)。

 

「データ上、賭け続けてくれれば最終的に儲かるから」という記述をSNSで見かけます。

 

しかし、データのベタ買いを続ける精神的ハードルはかなり高い。言う方は理解に必要な材料が揃ってるからいいけれど、相手にソレはふんだんに揃っているわけがない(近しい自信を維持するのは困難である)。

 

データに付き合い続けにれなかった人、たまたま高配当だったときに馬券を買えなかった人からすると憤慨物でありましょう(メンタルの上下が激しくなりやすい=アンチに転じやすい)。

 

よく、本命の複勝の130円140円くらいの馬券は馬鹿にされがちですが、そのくらいの馬券の的中率が高い、本命の複勝を外す率が低い方が的中率が低く、回収率高い競馬予想より優ってます。厚く賭けていい馬の自信も湧きやすいです。

 

馬券は複勝で買いたい馬を集めて行ったもので構成されてます。際立つ馬であれば単勝を買えばいいわけで、それに付随する馬券を買えばいい。

 

本命の的中率が高いのであれば、当たり前の話、ワイド、馬連、馬単、3連複、3連単と繋げる馬券の的中率も高くなるわけです。

 

「成功は、飛び越えられるであろう30センチのハードルを探すことに精を傾けたからであり、2メートルのハードルをクリアできる能力があったということではないのです」

(ウォーレン・バフェット)

 

万馬券などの高配当は人の目をガンガンに引きつけます。すごいすごいと。

 

バフェット氏の述べてる通り、本命の複勝をコツコツ当ててる人の方が競馬予想を馬券をうまくやっていけるはずです(競馬予想家には向かないでしょうけど)。

 

「どうしてその馬が走ったのか」も見つけやすいです。なぜならば、メンタルが安定しやすいからです。

 

その上、チャンスが来たときに厚く張れる自信も芽生えるでしょう。的中率も回収率も重視するのが正解です。

 

以上、的中率低く、回収率高い競馬予想の盲点。 どちらも確率高いのが正解でした。